ガチャガチャ生まれのフィギュアが浅草をさんぽするシリーズ。
「かっこいいおっさんのフィギュア」の一本気正が、水口食堂さんの食レポをお届けします。
戦前から続く洋食レストラン。戦後に浅草六区へ移転
演芸場、小劇場が並ぶエンタテインメントの街・浅草六区エリア。
一見どこにでもある大衆食堂。しかし、常連の芸人さんをはじめ、浅草っ子、観光客など各所から絶大な人気を得ているのが、食事処 水口(水口食堂)さんです。
観光客の多い六区通りから、ちょっと脇道にそれた「いっぷく横丁」で営業しています。
同じ台東区の三筋で、父が戦前から洋食レストランを営んでいました。
戦前生まれのいり豚は初めて食べる味!
なんと不思議な味!!
洋のテイストは確かだけれど、ウスターソースなのか? ケチャップなのか?? はたまたカレーなのか???
その全部のような気もするし、全部違うような気も。ビーフシチューかとも思うけれど、やっぱりちょっと違う・・・・・・。
味はしっかりついているけれど、カドがなくまろやかな風味。ご飯にもお酒にも合うタイプのおかずです。
なんて爽やかなんだああ!!!
65年間門外不出! 厨房で秘伝のたれを目撃
ヒントだけでもなんとか!!
では、失礼。
おっ、ソースはこんな片隅に。
色合いは・・・・・・デミグラスソースのようだ。かなりドロッとしているな。においは、シチューのような・・・ウスターソースのような・・・。
うーん、よくわからん。とにかく、老舗食堂秘伝のソース、歴史を感じますな!
ねっとり&コク深のポテトサラダもうまい!
しかし、ポテサラに関しては、私もいささかうるさいですぞ。
衝撃的。
粗めにつぶしたポテトとニンジン、キュウリのシンプルな内容。いつも食べているポテトサラダより、甘さと酸味はだいぶ控えめです。塩味も薄いですね。
代わりにコクがすごい!
バターのコクですか???
秘密は自作のマヨネーズなんですよ。ポテトサラダは、朝にその日使う分だけを作っています。
売り切れることも多いのですが、仕方ないんです。ごめんなさいね。
メニュー100種類以上! 平日昼から、いや朝から飲める!
浅草のベテラン芸人も通う下町の名店
浅草演芸ホール・浅草フランス座演芸場東洋館までは徒歩1分。
浅草六区という場所がら、落語家や漫才師など、芸人の常連さんが多いようです。
華やかなメインストリートもよいですが、こんな小道に迷い込んでみるのも、浅草散策の醍醐味です。
店頭の食品サンプルが存在感を放っています!
アクセス、営業時間、主なメニュー
ご来店の際は、ぜひこちらを参考にしてください。
名称:食事処 水口(水口食堂)
住所:東京都台東区浅草2-4-9
アクセス:地下鉄銀座線 浅草駅・田原町駅より徒歩7分/つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩1分
電話番号:03-3844-2725
主なメニュー
まぐろ刺身1,200円
まぐろぶつ切700円
手作りコロッケ380円
煮魚(さば、かれい、赤だいなど)480円~
いり豚580円
生姜焼き630円
昔ながらのナポリタン700円
水溶き片栗が入ってると思いますがどうでしょう?
デミグラスソースなんぞ、洒落たもんは逆に入れてないような、、。
昨日、昼飲みで、、食してきましたが、そんな感想です。
ぽんさん、ありがとうございます。水溶き片栗粉、確かに入ってそうです!