エンタテインメントの街・浅草。
浅草寺の西側「奥山おまいりまち商店街」を通りかかると、昔懐かしい紙芝居に出会います。
極上のショーを最大限に楽しむ8つの方法をお教えしましょう!
一、拍子木の音に集まるべし
チャンチャンチャン!
拍子木が響き渡ると、大道芸人・源吾朗(げんごろう)さんの紙芝居が始まります。
舞台は愛車の 「黄金丸号」 。
できるだけ近くの特等席に、いち早く陣取りましょう。
一、立て板に水の口上に聴き入るべし
「連続冒険空想科学大活劇黄金バット、怪タンク出現の巻であります」
なめらかな口上に、観客からは「おおっ」と声が上がります。
源吾朗さんはこの道35年以上の大ベテラン。すばらしい語り口で、物語を聞かせてくれます。
この日のお話しはご存じ「黄金バット」。源吾朗さんの十八番です。
一、顔芸を見逃すべからず
世界観光団を乗せ大海原を行く「ハピネス号」。ヒロインのマリちゃんの目の前で、突然海面が盛り上がる!
「なんだあれは!」と顔で語る源さん。
でたあああ!悪役・怪タンク!!!
大変であります!マリちゃんが怪タンクにさらわれました!!
「たすけてー、たすけてー」と、カナリアのような(?)悲鳴で少女を演じる源さん。
一、ギャグにはすかさず反応すべし
怪タンクによって、捕らわれの身となってしまったマリちゃん。
引き続き、マリちゃんを演じる源吾朗さん。
「やめてー、ダメよダメダメ~」
観客は一瞬、「ん?」
「ダメよダメダメ~」
源吾朗さん、懇親のギャグが炸裂しました! どっと場が盛り上がります。
「古い?? ウケてよかったあ~」
一、ハイテク紙芝居は全力で盛り上げるべし
かと思えば一転、「ハハハッハッハ、ハッハッハッッハハ」と高笑いが!!
黄金バットの登場!!! ここからが最大の見せ場です。
これぞ、源さん考案の「3D紙芝居」。
これが出たら、「いよっ!げんころう!」「待ってました!」「にっぽんいち!!」と大向こう(かけ声)で盛り上げましょう。
一、Don’t Be Shy(恥ずかしがらないで)
大道芸の最初の一人の観客になるのって、ちょっと気後れしてしまいます。
熱演に引きつけられた通行人が、ひとり、ふたりと足を止めます。
どうせ、人だかりができるんです。
早く立ち止まって観たほうが得です。
一、笑いと感動の分だけ投げ銭をはずむべし
源吾朗さんの紙芝居に、決まった木戸銭はありません。
投げ銭でお代を払うエンターテインメントショー。金額は楽しんだ分を、財布の余裕から。
おっ!お札もたくさん入っています。
一、2回目からは馴染みのつもり出会うべし
源吾朗さんに会えるのは、奥山おまいりまち商店街。浅草寺の境内から出てすぐのところです。
ご覧の通り表情豊かで、気さくな源吾朗さん。
1回観たら次からは、「源さん、また来たよ」なんて馴染み客になりきっても、きっと温かく迎えてくれます。
源さんの紙芝居、雨が降っていなければ、土日祝日には高い確率で観られます。
天気がよければ、平日にも会えることも。
浅草に来たら、奥山おまいりまち商店街と源さんの紙芝居は外せません。
久しぶりに自分の紙芝居の写真を見ました。3D動くのが良かったですね(笑)。
ご取材、ご掲載ありがとうございました。
「世直し紙芝居」おもに昭和の紙芝居にこだわり上演しています。
記事をご覧の皆さん、ぜひ、見に来てください。
駄菓子を差し上げます「体験じゃぱん」見ました。と言ってください。
ワハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ!!!!
最近、紙芝居に目覚めた老婆です。
紙芝居は、素晴らしい舞台ですね。
黄金バットを、是非生でゲンゴロウさんの紙芝居を拝見したいです。
お手数ですが、上演日時を教えていただけますか?
ありがとうございます。晴れている土曜、日曜の日中は大体やっています。
なのですが、ごくたまにお休みの日もありまして。。。
げんごろうさんにお聞きしておきます!